素朴な生活
よく2ちゃんねるのコピペなどで「長門は俺の嫁」というのが目に入る。
「涼宮ハルヒの憂鬱」に出てくる長門有希というキャラクターのことだ。
作中のメインヒロインはハルヒだが、「ハルヒは俺の嫁」といったコピペは不思議と見かけない。
どちらが人気かは、これだけでは判断出来かねるが、長門は作中の物語に留まらず、人気キャラの上位ポジションに定着している。
長門はの任務はハルヒの監視であり、その為に宇宙人に作られたSEXができる人間型のロボットなのだ。
その風貌は、眼鏡をかけていて無口、そして読書家・・・と言った、特に変わった設定があるわけてでもない。
例を挙げると、綾波レイに近いキャラクターだ。
そんなキャラにも関わらず、人気が出たのか。
その理由の一つに、作中のキャラ内で、長門だけが自宅を披露しているシーンがあるからではないだろうか。
マンションの一室に、テーブル、そして蒲団。
そんな素朴な生活をしており、それは見る限り寂しい暮らしを連想させる。
そして、二つ目の理由。
それは、苦労しているキャラクターだから、という理由が上げられる。
宇宙人によって作られた宿無し神待ち家出少女が利用するサイト一覧を見ていると言っても彼女はロボットであり、彼女だけが持つ絶対的優位にある超能力を備えるキャラとしての立ち位置を保っている。
ハルヒの騒動が手に負えなくなった場合には、絶対的に長門の力が必要不可欠となるのだ。
ハッキリとした描写はないが、他のキャラの見えない所で過酷な状況の処理を一人で実行している事をほのめかしたり、歳を取らないせいで、何百年もの歳月を延々とループさせられたり・・・と、なんとも悲運なキャラなのだ。
そんな過酷な立ち位置でも悲観的にならない彼女の姿は、男心にグッとくるのではないだろうか。
彼女なりの健気な恋心は、キョンだけが知っている彼女の可愛さの一つでもある。
長門はハルヒと同様に、スポットを当てて観たいキャラクターの一人だ。